ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

電話はキライ

わたしは電話がキライ

相手の顔が見えない状況で話をするのが難しい。

 

ただ別に電話をしたところでどうって事ないのだが

以前のお隣さんとの会話と同様、

いつどのタイミングで終わらせたらいいのか電話はもっともわからない。

話をしながらそのタイミング測りドキドキしてしまう。

 

前回同様、話を終わらせたいのではなく話をしたくない訳でもなく

むしろほんとは相手はもう電話を切りたいんじゃないだろうか

迷惑に思っていないか、どれくらいがちょうど良いものか

それを考えてしまいドキドキしてしまうのだ

 

なぜかわたしにとって切り際のタイミングが恐怖なのだ。

 

電話口での話が途切れた間も怖い。

基本的に話し下手なのもあってどう会話をしていいかもわからず

話が途切れた時アタフタしてしまう。

それは自分の母親と話す時ですら同じく緊張する。

 

もうそんな風に追い込まれてくると

自分の話し方も自信がなくなってきて

ダラダラとオチのない話をしているような気がしてしまう。

 

最近になって気づいたのだが

わたしはエピソードトークが苦手だ。

すっごい面白かったから話したいと思って話し始めるが

途中から自分がよくわからなくなることは多い。

また話してる自分と急に俯瞰する自分が現れて

だんだん自分がしょうもなく思えてくる。

会話中しりつぼみに終わることなんてざらにある。

それで後から思い出して落ち込むのだ。

 

わたしには離れて暮らす可愛い息子くんがいるのだが

その息子くんですらほとんど電話しない。メールばかり。

いい年頃だしそんなお母さんとなんか話したくないかなとか思ってしまう。

それに息子くんにも色々都合があるだろうし、メールなら自分の都合で返せるしね。

 

急にかかってくる電話はもう恐怖でしかない。

まぁ、電話というのは急にかかってくるもんなんだけど

音が鳴るたびビクッとしてしまう。

だから着信音選びはかなり考える。

既存の音から緩やかなメロディを選んでみたり

ほっこりな音楽を選んでみたり

好きなアーティストの音楽を選んでみたり

どれにしてもビクッとして恐怖の音になってしまう。

で、今最終的にアヒルの鳴き声になってるんだけど

これがまた案外突然鳴ると怖いんだよね。

バイブレーションのブーンとグワァッグワァッが合わさると

ギュィーオ!ギュィーオ!ってよくある警告音みたいなのに聞こえる。

こわっ

もうメールの音だってなんだって怖いから、残すは無音にするしかないのだ。

 

もう今日は1ミリも動きませんって時に電話がかかってきたりすると

急激に現実世界に引き戻されるような感覚に襲われて

友達の電話だったりしても一旦見なかったことにしようかとまで考える始末。

「見なかったことにする」のはお得意の技。

でもそういう訳にもいかないし、

じゃぁ、一体どのタイミングでこちらから電話かけ直したらいいんだ?と考えると

そっちの方が難しいし、恐ろしいから

深呼吸して何事もなかったように「もしもし〜?」と明るく出る。

まるで普通の人が普通に電話に出るように。

まさかわたしがこの短時間でビビるあまり出るか出ないか葛藤を繰り返しているなんて

そんな姿は絶対に知られたくない。

だから普通の人と同じように何事もないように出るのだ。

 

あと腹立つのが突然電話変わられるパターン。

夫くんはもちろん普通の人だから何かあれば電話する。

それで自分で電話してながら急にわたしに変わってくるパターン。

これはもう自分で電話してるなら自分で完結してほしいと切に願う。

絶対にわたしにそのターンをふらないでほしいのだ。

案外夫くんも人見知りなとこあるからたまにこうしてわたしに振るのだ。

 

だから基本わたしは横で声出したい時だけ出すというスピーカーを駆使した参加。

その参加の形であれば自由な心でいられるので気がラクだ。

ふと突然いなくなったり、戻ってきて参加してみたり

基本ベースを夫くんに任せているので会話に集中しなくて済むのが良い。

 

もう今となっては夫くんが急に電話を変わってくる事はない。

変わりそうな空気を感じると即座に逃げるし

何度も夫くんからは振らないでと言ってあるからさすがに心得ている。

 

お店への予約も問い合わせにおいても電話は極力避けたい。

お店への問い合わせに関しては通常の会話とは違うので

お互い目的としているところは一緒だから本来は問題ないはずなのだけど

なんだろなー

できることなら、電話しないで済むならなるべく避けたいよね〜

だから夫くんがどんな状況でも電話はかけておきながら

夫くんの方に電話を向けてスピーカーにして話してもらう。

 

電話はキライ。

人見知りということで許してくれないか。