ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

スイーツビュッフェ

寒くなったり暖かくなったり少々ややこしい季節です。

ここ最近は曇りが雨の日が多く引越しの日辺りはこの天気も落ち着くといいのだが。

 

さて昨日は念願のスイーツビュッフェに挑む。

前からずっと行ってみたかったところで

先月のバレンタインデーに向けて夫くんが予約しようとしたが2月の予約は満席。

1ヶ月越しの予約ということで昨日夫くんと遊びに来た友人と3人で行った。

 

当然、かなりの気合の入りよう。

なぜなのでしょうね。

ビュッフェという名のものが無条件で心惹かれます。

好きなものを好きなだけ、そして色々な種類が一度に食べられる。

昔はよく海外に会社の都合で行くこともあったりして

ハワイ、パリ、バンコクなんかのホテルに行くと

朝は朝食ビュッフェで世界各国の朝食が食べられる夢のようなひととき。

そんなホテルの朝食が大好きでした。

以前は都内でもたまに気分を変えたい時なんかに

ステキなホテルに泊まって朝食を食べに行ったものです。

 

半年に1回くらい無性にステキなビュッフェに行きたくなる。

今回もその半年に1回のターンがやってきた。

1人5000円のいちごスイーツビュッフェ。

予約した時は引越しの「ひ」の字も出てませんでしたから

今になってみればこんな時期にこんな大出費なご褒美ですよ。

 

まず昨日はしっかりと「スイーツビュッフェをたくさん食べる方法」なる

そのまんまの題名の記事を読み漁り

その他様々な情報を駆け巡りいかに前段階の準備が必要かを頭に叩き込んだ。

 

いつも通り朝早く起きてごく軽ーい朝食を食べ、

それからビュッフェはTeatimeなので10時くらいに軽めの昼食を食べた。

その後引越し準備で家中を掃除したりなんかして体を動かし

ビュッフェ間際にはかなり空腹の状態になっていた。

 

45分から開始だっていうのに

出かけ際わたしがぐずぐずしてるもんだから到着したのが時間を10分ほど過ぎていた。

何をそんなにぐずぐずしていたかって

スマートカジュアルという服装の規定があったので

スマートカジュアルかつめいいっぱい食べられるよう

お腹の緩い服装を探すのにまぁまぁ時間を要してしまった。

しかも田舎暮らしからの久々のハイクラスホテルなので

ソワソワ髪を結んだりほどいたり色々していたのだ。

挙句にさぁ!出かけるぞと玄関に行った途端に「トイレ!」となり遅れてしまったのだ。

時間制限の時間指定なのに。

頭からやらかしてしまったのだ。

 

おかげですっかり得意のアタフタモード。

友人と共に入り口手前で車を降りて先に入ろうとしたのだが変な入り口から入ってしまって

無理矢理施錠を越えようとしてドアマンに怪訝な顔をされた。

アタフタモード10%増量。

 

案内され入り口で手の消毒を促されて使った機械が全く消毒液出ない。

アタフタモード30%増量。

 

そんな状態でホテルクロークの人がどこを曲がってどのエレベーターを乗るか説明しても

 

「そこ&$'%、そぐ先#%"を$¥#"してお上がりください」

 

と聞こえないのはおばあちゃんの話だけじゃなかった!!!

続・わたしの耳のバカ!

アタフタモード150%増量。

 

半パニックの中なんとかエレベーターを見つけてお店へたどり着く。

 

心を落ち着けて席につきたいところだが

もうすでに遅い。

パニックになっている上、初めての場所でもう完全に周りが見えていない。

 

車を停めてからきた夫くんがやっと登場して

多少なりと落ち着いたものの久々の場の空気感に圧倒された。

 

ここ最近わたしが居た場所といえば部屋の中の質素な空間にほぼ一人でいた。

しかも半ば妖怪アパートみたいな場所で。

たまに会う隣のおばあちゃんとの会話もままならないそんなわたしが

突如煌びやかな空間とたくさんの興奮状態にある女子がいる場に放たれて

そんなのあまりにまぶし過ぎて魂どっかに飛んでいったよ

 

そんな放心状態のまま上質な3人掛けのソファに座り、ナフキンを膝にかけると

すぐに美しいブラウンヘアの綺麗な瞳をしたウェイターが現れ

まるで母国語のように流暢な日本語でウェルカムジュースをサーブした。

 

さぁ、準備は整った。

あとは各々好きなスイーツを取りに行くだけ。

 

わたしは昨日読んだ記事の内容をもう一度思い出し最終確認するように口ずさむ。

 

お皿に取るのは少しずつ。

最初はムースやゼリーなど顎を使わないもの。

そしてフルーツを使った軽い口当たりのものから。

チョコレートなどの重いものは一番最後。

味変にちょっとしょっぱいものを間に挟む。

 

確認は完璧。

さ、いざ出陣だ!

 

 

 

次へつづく。