ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

練り物のゆくえ

暑いね〜。

暑いとどうもナメクジのようになってしまって

動きたくないのだよ。

エアコンはつけてるけど

毎日26度設定の冷房か除湿なんだけど

キッチン使うと全然効かないよね〜

 

っていうか新しいエアコンなのになんでよ。

12畳対応だから10畳のリビングにはギリギリ行けるはずなのに。

 

先日汗をかきたいからエアコンつけないっていう人いたけど

エアコンつけてたって汗かくよとふと思った今日この頃。

そりゃ20度とかキンキンにしてたらあれやけど

26度設定のうちはエアコンつけてても汗かくよ?

 

エアコンつけてる意味ある?って夫くんにツッコまれそうだけど

それこそ汗あんまりかかないと体に良くないからねw

 

でもどうなんだろな

昔、アメリカに行った時

お世話になった家は冬も夏も家の中同じ温度設定なんだよね。

日本に比べて海外の家の方が空調が結構すごくて

エアコンとか床暖とかそんなレベルじゃない

家丸ごと暖かくなるんだから。

 

それを考えると

もしかすると別に一年中家の中が同じ温度であっても

人ってそうおかしくなることはないのかしら。

それとも四季のある日本人の体質的には

そういった温度差があるのが適しているのかしらね。

 

ま、どうでもいいけど。

 

この間の週末夫くんとお買い物に行ったんだけど

買い物を終えて急いで家に戻ろうとした時

出入り口のところでおばあちゃんがなぜか

カートと共にフリーズしてるわけ。

足元を見ると謎に食品が散乱していて

一瞬状況を把握するのに時間を要したよね。

 

で、どうやら買い物袋のキャパと買い物の品数があっていなかったらしく

おばあちゃんに駆け寄ると

カートの買い物袋ひっかけるところに

結構ちっさい買い物袋から中身が今にも雪崩を起こしそうになってるわけ。

 

夫くんと慌てておばあちゃんに声かけて

そこらじゅうに放たれた食品や調味料なんかを拾ってあげたのね

 

しかしそれも虚しく力尽きた練り物のパックが無惨にも床に落ちてしまったの。

落ちた衝撃と共にパックの蓋が開いちゃって

おばあちゃんの足元に練り物が散らばったの。

 

おばあちゃんちょっと照れ臭そうに「あはは。もういいわ」

と言って諦めの境地に入っちゃって。

わたし達は残りの商品をカードに乗せ直してあげたりなんかしてたの。

 

そしたらおばあちゃん、諦めの境地から自暴自棄になったのか

おもむろにその練り物5〜6個を拾い上げて

パックに入れ直すのかと思ったら

笑いながら近くの買い物カゴの中に入れたの。

 

わたしだけが目撃者であまりの衝撃的な行動

頭が混乱して何も言えずそのまま見守ってしまった。

 

おばあちゃんは軽く会釈して

夫くんが荷物を乗せてあげたカートを押して車に戻っていった。

 

わたし達も突然の珍事にちょっと興奮状態のまま車に戻ったんだけど

夫くんに「おばあちゃんカゴの中にあの練り物入れたよ」って言ったら

「マジッ?それ絶対ダメじゃん!」って吹き出してた。

 

わたしはそれから妄想が止まらなくて

何も知らない人がパッとカゴを持ったらコロコロと転がる練り物見た時

一体どんな気分だろうと想像したり

それが練り物とわかるだろうかと心配になったり

(茶色くてコロコロだから子供アレかと思わないかとか)

いや、むしろ何も知らずにそのカゴをわたしが取りたかったと思ってみたり。

 

でも一番想定した中で最悪な状況は

誰にも気づかれずに練り物の入ったカゴの上からカゴが重ねられ

それがそのまま放置され数日後に発見された時の悲劇

 

やっぱり後からでも店員さんに声をかけるべきだったかと

未だにふと思い出すと30秒くらい罪悪感が押し寄せるのだった。