ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

車の運転もこわい

誰だったかが水の音を聞いて作業すると作業効率が上がると言っていたので

スピーカーで水の音を流しながらブログを書こうとしたら

その水の音にビビって書くどころじゃなかったわたしです。

 

さて、今日は車の運転について。

車は運転します。もう約30年無事故無違反ゴールドです。

なぜなら知らない場所は運転しないし、できることなら運転しないからです。

 

もうここまで読んでもらえれば薄々想像つくと思うのですが

運転が怖いのです。

咄嗟の出来事に弱く、パニックになりやすいので

車の運転なんて何が起こるかわからないじゃないですか。

知らない道なんて合ってるかどうかもわからなくて

本当は右に曲がらないといけなかったのに間違えてしまって

そこからどこで修正したらいいかドキドキしっぱなしなのです。

何度も夫くんの運転で行ってる場所でも

30分を超える場所は怖くて運転できません。

ナビはもちろんつけます。

でももし曲がらなくちゃいけないところで曲がれなかった事を考えたら

恐ろしくて運転できません。

 

そもそも車線変更が苦手なのです。

ウィンカー出して入れてもらえなくて曲がれなかったらどうしたらいいのでしょう。

高速なんてもってのほかです。

あんなにスピードが出てる中を運転するなんて危険すぎます。

できますよ?やればできますよ?

ただもう体ガッチガチに力入ってもうぐったりです。

 

そもそも何が怖いかって自分の想像力なんです。

近所を運転していてもふとした瞬間

車とぶつかったり、人をひいてしまったり、バイクと接触してしまったり

ガードレールに衝突して突破してしまったり

ありとあらゆる瞬間の映像がリアルに頭をよぎってしまう。

その度運転しながらゾッとしてしまう。今この瞬間そうだったかもしれないって。

 

昔からそう。

昔はもっと酷くて集中して運転しようとすればするほど

なんだかボーッとしてしまって(自分はしてるように思う)

「今、左曲がる時サイドミラー確認しなかったんじゃないか」とか

なんだか大事な確認をし忘れているような強迫観念に襲われたり

集中したくてもできずボーッとした瞬間があったような感覚があったりで

だからなるべく運転をしないようにしていた。

 

今はそういうことはあまりないけど

代わりにそのリアル映像がひどい。

夫くんの運転の隣にいてもずっとそんな感じで怖くなったりして

常にギギギィーっと力が入ってしまう。

夫くんは時々運転が荒いことがあって何度か事故もやらかしてて

突然中央のグニョグニョ曲がるオレンジの棒を

バババババッとひきまくったりしたこともあるし。

気づくと車ぶつけてたり、突然急ブレーキ踏んだり。

だから基本的にあまり信用してないところもあったりするんだけど

そんなんだったら自分が運転したらいいって話なんだけど

もう一つ運転をあまりしない理由があって。

 

それは運転に関してはなぜか厳しくなるというか豹変するというか。

オラオラになるわけじゃないんだけど、

変な運転している人がいるとちょっと口が悪くなるのだ。

ラクションを鳴らしたりは絶対にしないけど

とにかく口が悪くなる。

そんなんでちょっとイライラ度が高まってしまい

夫くんが助手席にいてわたしが運転なんてしたら

まず確実に夫くんは寝るわけで。

その姿にイラーーーーーーっとくると思うわけです。

基本的に運転したくてしてるわけじゃないから

何かしらちょっとしたことでイラーーーーーーっとなる。

 

二人の平和のためにわたしが運転しないほうがいいのだ。

 

それにわたしの住むこの土地は田舎なので車は必須なのだが

田舎のせいか運転が大雑把というか。おおらかというか。

それこそ突然あり得ないことが起こったりするから怖いのだ。

前にわたしが車線変更した時に全くこっちを見ずに車線変更してきた人がいて

危うくぶつかりそうになった。たまたまうまいこと交わすことができたのだが

その時も万が一交わした先に車が来ててそっちでぶつかってたら?と

想像するだけでゾッとした。

ついこの間も夫くんが同じことような事があった。

 

運転する年齢層が高いのでスーパーでもなんでも

とにかく全く見てないで突っ込んでくるケースが多い。

 

道が混みあったり、ややこしかったりはほとんどないが

同じ走る車が危ない。

3車線を並んで走る光景は普通だし

一番右側の車線をものすごい遅い車が走っていたりして

真ん中の車線に入ってから左の車線に入ってそこから一番右側の車線に行って

追い越すことなんて日常茶飯事。

地元の人に聞いたらほとんどの人が

「早い車が右車線で遅い車が左車線」というルールを

知らないんだそう。知ってても「知ってる」だけでとどまるという。

 

他県から来たわたし達は本当にこればっかりは慣れない。

 

でももちろんいいところもある。

先ほども言ったように運転する年齢層が高いせいか

みんなが他のドライバーに対して優しい。

オロオロした車でも全然煽ったりクラクション鳴らしたりしない。

必ず先を譲ってあげたり、横からきた車は前に入れてあげる。

 

でも山道は驚くほどスピードを出す。そして厳しい。

山道でトロトロしていようものなら無言の圧を感じる。

 

わたし実際は車の運転とかは興味はある方なんだと思う。

よく夫くんに「こういう時ってどうするの?」とか

「あれってどうするのが一番いいの?」とか質問している。

無駄な知識だが。

 

でもとにかく運転するとなった瞬間に色々なネガティブな想像が

頭の中を駆け巡って恐ろしくなるもんだから

極力自宅から15分圏内しか動かないよね。

っていうより家から出ないよね。

買い物は最小限に抑えてできるものなら週末の夫くんとの時間で解消する。

 

結果ぐうたら時間が増えるという。

運転に慣れる日はこれから先もきっとないと思う。