ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

今日もぐうたら。

今日も朝から朝寝をした。

うちの家は夫くんの仕事の関係で5時半起床。

ま、大体ダラダラして6時くらいになっちゃうけど。

 

お弁当箱に昨日の晩ごはんを詰めて、朝ごはん用の卵を焼く。

ここまでが私の朝の仕事。残りは夫くんがしてくれる。

 

夫くんは6時半には家を出て、そこからはわたしのパラダイスタイム

 

まず夫くんが出かけたら、洗い物はそのままに

隣の暖かい部屋へ移動してテレビ鑑賞の時間

 

暖かい毛布に包まってぬくぬくとテレビを見ていると

だんだん眠くなってくる。

そうやってまず一眠りするのが日課

 

それから洗濯が終わるので渋々寒い中洗濯物を干す。

うちはなんとベランダに洗濯機を置くスタイルのアパートで

冬の洗濯は地獄。

干す手が悴んでそこに冷たい風がピタッと吸い付く。

見ると洗濯機のエラーが出ててどうやらゴミが詰まった様子。

考えた末一旦見なかったことにする

明日の朝、夫くんが洗濯機を回す時気づいてやってくれるだろう。

 

洗濯物を干し終わると、立ったついでにと台所の洗い物を始める。

それからあっついシャワーを浴びてお肌の手入れして

そっからまた心置きなくテレビタイム

 

12時を告げる音楽が役場から流れてくるとウキウキと台所へ。

お昼ごはんは昨日の残りを温めて大体丼物スタイルにしていただきます。

なぜかいつも大食い女子になったつもりでパクパク食べて

カメラに向かって空になったお皿を見せるポーズまで一人でやる。

大食いに憧れるも残念ながら普通よりちょっと少ないくらいしか食べない。

それがまた中途半端なんだよな。

 

私のこの家での唯一のメインの仕事は料理だと思う。

朝ごはん、自分の昼ごはん、そして夜ごはん。

平日は確実にちゃんと作る。

まぁ、えばれたもんじゃないだろうが。

食べる事が好きだからギリギリお料理くらいはやろうと思う。

でもそんな手の込んだ事はしない。

したくてもボロアパートだから最低限のことしかできない。

 

私の住むこの土地の人たちはみんな働き者で。

老若男女、本当によく働く。

男性は夜遅くまで仕事し、下手したら土曜日とかも仕事する。

女性は家の事をやりながら普通にみんな仕事している。

私のように専業主婦をしている人は見た事がない。

 

どこへ行っても「奥さんはお仕事何されてるの?」と聞かれ

「専業主婦です」というのが非常に言いづらい。

 

いつの時代から一体こんなに専業主婦である事が

まるで何もしていないという印象に変わってしまったのだ!

世の中ではなんとなく主婦の労働時間を計算してみたり

いかに大変かと言ってみるものの

どのドラマ見ても専業で主婦やってる人出てこない。

もうこの世の中は仕事をしながら時短料理をする主婦が

いつの間にかスタンダードになってしまった。

 

何も仕事をせず家でぐうたらしている私は

もう息を潜めて生きていくしかないのだ。

 

なーんて事を思ってみつつも

しっかりとぐうたら妻の生活を今日もenjoyして

家に引きこもるのも悪くないとも思うわけです。

 

ただ時々考えてしまうのです

これってダメ妻って事なのか

一日のほとんどの時間を寝そべってテレビ見てるわけです

たまに映画見てみたり。

あまりに固まっているせいで

40肩みたいのになりました。

股関節も動かさないから夫くんの夜のラブラブでは足を広げているのが辛いです。

普段動かないから体力も落ちたし。

 

いけない、いけないと思いつつ

そしてなんてダメなやつだと自分を責めつつ

いつまでこんな生活が続くのだろうと思ってしまうのです。

 

まぁ、ただ今のところ嫌いじゃないのも本当のとこ。

気を遣って人と話す必要もなく

気を遣って人とごはんを食べる必要もなく

気を遣って人と合わせる必要もなく

好きなように生きてる

 

思えば昔は真逆の生活をしてた

結婚しながらバリバリ働いてた

自分で言うのもなんだけど憧れの女性的存在で

目をハートにした女子たちに囲まれてた

いわゆるキラキラ女子な感じで朝起きてヨガで1日を始めるみたいな

食べる物は植物性のみ。

SNSを使いこなし、毎日のように自分発信。

次から次へと人が繋がり謎のフォロワー数。

あの頃は人の為に存在していたようなモノ。

自分なんていなかった。

 

いろんなモノ全部捨てて

今は当時の私が思う「ぐうたら妻」になって2年。

 

そんな私が昔のようなキラキラ女子に戻れるのか

はたまたこのままぐうたら妻に磨きをかけるのか

または第3の私が現れるのか

 

未来は明るいといいが。