ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

ふと 第2弾

ふと思い出したことのもう一つ。

 

先日洗い物をしていた時のこと

「ふと」昔デートした時の帰り際のシーンを思い出した。

当然なんの関連性もないし、忘れられない人なわけでもない。全くない。

それは遡ること21年前のこと。

 

当時、友人の紹介で知り合った人とデートを2回くらいした。

1回目のデートが魚釣りだったんだけど

魚釣りってだけ聞くと釣りキチ三平か!って思うけど

そうじゃなくてフライフィッシングをしながらの二人BBQだったのだ。

道具からちょっといいお肉や魚など食材まで全てその人が全部用意してくれていて

至れり尽くせりなデートだった。

 

確かその人はいくつか歳が上でなんかの会社の跡取り

それでいてすっごくいい人で優しい人だった。

 

 

で、ふと思い出したデートの帰り際のシーンがこの2回目のデート。

2回目のデートはその人の家の近所のスーパーで(ちなみに成城石井

一緒に買い物をして家で手料理をご馳走してくれるというデートだった。

 

キレイなマンションで手際よくお料理を支度してくれてワインとか飲んだっけ。

まだ若かったわたしにはとっても大人なデートだった。

 

しかい当時わたしには門限というものがあったので

ほどほどいい時間で帰ることになり近くの駅まで車で送ってもらった。

 

そして車を降りようとした時その人はわたしの頭をポンポンしながら言った。

 

 

「今度は門限なしにしてこいよ」

 

 

 

 

ヒィイィイィィイィィイィィイィぃいぃいッ

 

なんか・・・

ひいちゃった。

 

なんで急にポンポンしてきた?

なんで急にSキャラになった?

ずっと低姿勢だった人がなんで急に「こいよ」

 

 

たったそれだけ。今でも申し訳ない気持ちいっぱいではあるけど

たったそれだけで「ムリ」って思っちゃった。

わたしとしてはきっとまだそういう段階じゃなかったのかもしれない。

 

すっごくいい人なんだけどなぁ

好きになったらきっと幸せにしてくれそうなのに。

多分結婚するなら最高の人だよ。

なのに・・・なのにだ・・・

 

いい人だったけど色気のあるタイプじゃなかったから

急に色っぽ風なことしてきたからびっくりしたのかな。

とにかく次のデートのお誘いはお断りしてそれっきり。 

 

 

今頃どうしているのだろうか。

きっとステキな奥さんと出会えているに違いない。

 

あの相模大野駅の夜が忘れられない。

 いや、ほぼふだん忘れてる。