ポキポキっと整体！

ついにポキポキ整体受けましたよ！

昼間は夫くんとデートして夕方に戻り早めの夕食を食べて準備万端。

ドキドキしましたが現れた先生はちょっと小柄のクマさんみたい。

もっと大きいクマさんを想像してました。

施術ベッドを組み立てて「体、診ますね〜」と立ち姿をチェック。

サササッと不調を当てていく。

で、肩というか腕の痛みを説明すると四十肩とはちょっと違うらしい。

ベッドに仰向けになり腕を診ていく。

わたしの体やっぱり相当ヤバかったらしい。

手首、ひじ、肩、首、背中、腰。

まず手首をコキコキしながら肘もコキコキ。

小さくポキッポキッと聞こえる。

肩はわたしの想像通り柔らかいベッドで生活していた人が

急に硬い床の布団で寝て、しかも横向きが癖だと肩が内側に入ってしまうらしい。

色々な角度を試してどれも痛くて結果、

「古典的な方法で少しずつ入れていくしかないな〜」

とずれた肩を少しずつ動かしながらはめていく感じでやるんだけど

これが結構痛い！

「これは相当痛かったでしょー。辛かったと思いますよ」

その通りなんです〜泣

しかし痛かったんだけど少しずつじわ〜っと暖かくなって

気づくと腕の動きが信じられないくらい軽くなってる！

強制ギブスを外した瞬間みたいな感覚！

自分が思うよりビュンッ！って腕が動いちゃう。

びっくりしたよ〜

そんな感じで左腕もやっていく。

左腕は右より痛いんだけど徐々に痛みが取れていくのがわかりやすかった。

腕に関しては炎症がまだ残っているので湿布が使えなそうなわたしに

先生の知り合いのメディカルアロマの先生にお願いして

炎症を抑えるジェルを作ってもらえることになった。

次は首を先にはめていっていいですか？と聞かれる。

通常は初回ではめることはないらしい。

はめないことにはどうにもならない人の場合のみはめに行くという。

仰向けに寝たままで頭と肩を持たれる。

首の受けねのあたりの骨が右に飛び出ているという。

「そのまま、力抜いてくださいね〜」

と言ったそばから

バキッゴキゴキッゴキィイィィイィッ

思わず「うわぁあぁぁ！」と声が出た。

痛くはない。

でもあまりの音にびっくりしてつい声が出てしまうのだ。

実はポキポキ整体は初めて受けるわけではない。

13年くらい前にもお世話になっていた整体の先生がポキポキする方だった。

だからわかっているはずなのに声が出ちゃう。

右も左もものすごい音を立てていた。

次はそのまま腰に移り

足を立てて右左に振ってみる。

右に倒す時がどうも倒れづらい。

「じゃぁ、右に体をむけてみて〜」と言われ

先生が左の腰のあたりに手をかざす。

「じゃぁ、そのまま仰向けに戻ってみて〜」と言うので

仰向けに戻る。先生はそのままずっと右腰に手を添える。

「はい。じゃ、膝立ててさっきのやってみて」

左右同じになっとるがなっ！！

「え？何したんですか？」と聞くが先生はニコニコするばかり。

「次はね〜腰の張りが気になるからここやろうか」

と言って仰向けに寝たままで先生が腰のところに手を入れていく。

指で押していくと確かに張って硬くなっているところがある。

「これはね緊張からくるんだよね。緊張を緩めてあげれば柔らかくなるよ」

はい。わたし緊張しぃなんです。

何がってことじゃなくても体が緊張して知らないうちに力が入ってるんです。

時々親指と人差し指の間のところにアザができていて

どうやら知らないうちに手を組んで爪で押しちゃってるくらい

力が入ってることがあるんです。

だから先生の言うことはよくわかるのですが

その緊張をどうほぐしたらいいかわからんのですよ；

先生は腰の張った部分を押しながら

足首を持って足の向きをあれこれ変えてみている。

「うーんとね、ここかな。いや、ここじゃなくてもうちょっと・・・」

「あ〜早々ここだね。こんな感じ。」

いや、全然わかりませんて。

しかし！張っていたところがものすっごく柔らかくなってる！！！

「え”っ！？なんですか？これ何したんですか？」

びっくりして聞くと

「こういうのはね、手でほぐしてもなかなか取れないのね。」

「緊張をとってあげれば柔らかくなるから」

だからその緊張どうほぐしたんですかっっ！

どうやらそこは企業秘密なのか魔法なのかちょっとフワッとさせていた。

最後は今回一番の問題児！背中。

先生も呆れてしまうほどの背中の状態。

背骨がずれまくっているので直していくんだけど

肩甲骨あたりをまずはバァキッ！って入れたんだけど

一番重要なところがどうしてもわたしの体の力が入ってしまってうまくいかず

一つ一つ手で入れていくと言う作業に。

実はそっちの方が痛いらしい。。。というか痛かった！

バァキッ！って言うのは一瞬なんだけど

手作業で入れていくのはずっと痛いから。

なんとか背中も調整してもらって

今日はちょっとここまでにしておきましょうと終わった。

体にも当然事情があり、何でもかんでも直してしまっていいわけではない。

体と意識がちゃんと追いついていけるように

1回ごとの「ここまで」と言うものがあるらしい。

とにかく終わった後は信じられないほど体が軽くて

あまりに動くから面白くて動いてしまったほど。

「二人とも移住してきてものすごく頑張ってきたんですね」

夫くんもわたしも背中が死ぬほど酷くて

そんな体を見て先生がぽつりと呟いた。

確かにそっかぁ。

慣れない土地で生きていくってそう言うことなんだよな。

意識的な出来事ばかりじゃなく

無意識的にも体は反応していたに違いない。

1時間切るくらいの施術で出張までしてくれたのになんと3000円！

まさにゴッドハンド。

いや〜すごい人が近所にいたもんだ。

緊張したわたしを察知して一生懸命笑わそうとしてくれた先生。

こわいこわい言ってごめんなさい。

すっごく優しい先生でした。

あまりにひどかったからすぐに治るもんじゃないだろうけど

しばらくお願いして健康な体を手に入れたいと思いました〜