ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

春だよね。

春だからね〜

も活動が始まってるよね〜

 

おかげさまで引っ越した新しいこの家は

家の中で虫を見かけるのはまぁなくて

居たとしてもたま〜にコバエサイズの小さな虫くらい。

あちこち蜘蛛の巣が貼ってることもなく

なんと過ごしやすい家なのでしょうって感じ。

 

しかし

危険なのは出かけた時である。

 

ここ最近車で出かけたりすると

車の窓やフロントガラスに結構な感じで虫が止まってくる。

 

ビュン!と走らせるのになかなか飛んでいかないしぶとい虫までいる。

先日はフロントガラスにミツバチが止まってたり

そろそろ歩いてても虫が寄ってくる季節に入っていくのでしょうね。

 

わたしには地獄ですよ。

 

昨日もね

夫くんと気持ちの良いドライブデートをしていたわけですよ。

日中はかなり温度も高くなって

車の窓を開けて走るのも気持ち良いくらいになってきて

夫くんと楽しく話しながら窓を開けて走っていたわけです。

 

右の運転席の夫くんにじゃれついてふと自分の左側の窓を見ると

こんにちは!と言わんばかりに

窓の淵に虫くんがこっちを向いて止まっていたのです!

こんにちわじゃねーわッ!とツッコむ代わり

 

ッイィイィ〜やァ〜〜〜!!

 

と叫んで夫くんの腕を思い切り握りつぶす。

その声に驚いて夫くんがビクッゥウゥゥッ!とする。

 

「虫いる!虫いる!」と夫くんに伝えまた振り返ると

今度は風に吹かれながらも今にも入り込もうとチャレンジする虫くん

 

イィイィいいっぃぃぃぃやああぁああ〜〜〜〜〜〜〜!!!

 

さらに増して悲鳴を上げるわたし。

窓は全開、街中を走っているのでわたしの悲鳴が響き渡る

 

虫くん足を風に取られながらも必死にしがみつき入ろうとする

今にもこっちに来るのではないかと

恐怖におののき必死で運転席の夫くんにしがみつく。

 

窓を閉めたいもののそんな刺激に背中を押されて入ってくるかもしれない。

もうこのどこにも逃げ場のない状態で

いつ虫くんが襲ってくるかわからない恐怖に頭がおかしくなりそうになる。

 

うぎゃあぁあぁぁぁああぁ!あっ!あっ!うぉ〜〜〜〜〜〜〜

 

すると次の瞬間飽きたのかなんてことなく飛び去っていく虫くん。

 

体は脱力し放心状態になるわたし。

 

そんなわたしを見て不意に笑いに襲われる夫くん。

運転席から止まらない笑い声。

 

頭にきたわたしは夫くんにくってかかって

「何がそんなに面白いんだよぉ〜!」というと

必死に笑いを止めようとしながら夫くんが

「いや、だってそんな人・・・ブフッ。

イヤァアァ!って・・グフッ」

 

「そんなのしょうがないじゃん!虫なんだから!」

 

「いや、そうだけどならなんで窓そんなに開けてんのよw」

 

「だってそんなの・・・うぎゃあぁああぁぁぁ〜〜〜!!!」

 

「え?なになに??」

 

「あ、シートベルト抑える金具だった」

 

「ブッフォッ!!!」

 

話を夢中にしてたら肩のところにコンッて何か当たって

一回気のせいかなとスルーしたんだけど

もう一回コンッて当たって絶対虫だと思って悲鳴をあげたわたしでした。

なんてことないシートベルトを固定させておく金具が外れて

肩に当たってきただけだったんだけど

もうそれはそれはおばけでも見たかの如く

震え上がって悲鳴をあげたわけですよ。

 

頼む、虫くん。

君たちの存在を脅かすつもりはないんだ。

お互い静かに交わることなく生きていかないか。