ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

味噌汁作るの飽きた

時々日本語がわからなくなるわたしです。

今もキャッシュディスペンサーがこっちではなんというのか調べました。

ATMでしたよ。

知ってましたよ。

単なる年齢的な忘却ですよ。

 

近頃お味噌汁を作るのが嫌でね〜

お味噌汁自体は大好きなんです。

毎日毎食欠かさず食べたいくらい。

 

ただね

作るの飽きた

 

唐突にそういう日やってきません?

専業主婦あるあるなのかな。

 

ただただ飽きた

 

食べるのがじゃない。

作るの飽きた。

 

これ、どうしたもんでしょうね。

だってお味噌汁作るの飽きたですよ?

 

そもそも毎日の献立考えるのだって大変なのですよ。

今日のメインは何使おう、味付けは昨日は甘系だったからなーとか

お弁当のおかずにも入れないとだから豚はいいけど

鶏肉使う場合はなるべく1枚でかさ増しできるおかずってなんだろうとか

その上、味噌汁の内容まで上乗せして考えなくちゃいけないだなんて。

 

だからって作るの飽きたから作らないって訳にもいかないし。

この先どうしたらいいんですかね。他のスープとか作ればいいってこと?

そんなこと言ったら夫くんなんてすかさず

「味噌汁いらないよ!あんまり好きじゃないし」とか言い出す。

 

おい!そういうことじゃねーから

 

味噌汁は栄養満点なわけですよ。

そして食事をいただく前にまず温かい汁と野菜を食べて胃をスタンバイさせる役割なの。

しかも味噌は昔から日本人の元気の素として食べられてきた発酵食品。

やっぱり食事には味噌汁でしょ。

 

そういう意味で味噌汁ってちょうどイイ。

ポジション的にも役割的にもちょうどイイ。

ほんとに優れものなんだよな。

そんな味噌汁を作るの飽きただなんてわたし主婦の風上にもおけないやつだ。

 

そら嫌いと言いながら夫くんも作ってくれるよ。

でも毎回作ってもらうわけにもいかないでしょ。

仕事から帰ってきて「ただいま〜」って言って

「夕飯できてるよ〜」って言って

「分かった。じゃぁ、今から味噌汁作るね〜」って訳にいかないじゃない。

 

それにわたしは味噌汁が大好きなんだよ。

そして自分の作る味噌汁がちょうどイイんだよ。

具材の大きさもちょうどイイ。

夫くんに任せるとミネストローネっつーくらい細かくされるんだよ。

豆腐なんてインスタントと変わらないくらい小さくされちゃう。

 

やっぱり味噌汁は味噌汁に敬意を持った人が作るべきだよね。

 

 

そう考えるとご飯屋さんをしている人は本当に素晴らしいと思う。

ほぼ毎日ちゃんと作って美味しい味を保って。

飽きちゃう人はダメだよね。

 

わたし基本的に飽き性なんだよな。

コレ!ってものが見つかるとすごくふか〜く追求するんだけど

その当たり率がかなり低い。

みんなコレだ!ってその瞬間は思うんだよ。

めちゃくちゃ調べたりして、色々な想像力が駆け巡って

問題はその後なんだ。その後が続くか続かないか。

だから始めるにあたってあまりお金はかけない。

だって必ず後で無駄になるから。

その割にカタチから入るタイプだったりするからややこしい。

 

最近だと何か物作りできる人になりたくて

夫くんが流木アートをいそいそとやっていたから

わたしも夢中になれるものが欲しいと思って探してたの。

で、夫くんが流木を探しに海岸へ行った時にたまたま貝を見つけて。

その貝がとっても綺麗でね、夢中になって貝探しをしたわけ。

それがすごく楽しかった。

 

いっぱい変わった貝とか綺麗な貝を拾ってきて

これで何か作れないかなって思ったの。

でも実用的な、いわゆるアクセサリーとかそういうのはピンとこなくて

もっと抽象的ななんの意味も持たない飾りというかオブジェってほどじゃないけど

そういったものを作りたかった。

頭の中ではものすごくイメージが膨らんでね。

でもあまり長く続くかわからないからお金はあまりかけないようにしようと

貝を磨くサンドペーパーとか100円ショップで購入して

しばらくは黙々とひたすら貝を磨いてた。

なんだけど思ったよりやっぱり綺麗にならなくてね。

貝の加工方法とか色々調べたんだけど

気づいたら終わってた

 

あれ、逆にお金ちゃんと使って加工する道具集めた方が続いたのかな。

いずれにせよ手首も痛めちゃったからできなくなっちゃったんだけどね。

 

小さい時から母親から「この子は飽き性で」って言われてて

確かに過去のおもちゃも習い事も部活も全部そうだったな。

だって好きか嫌いかなんてやってみないとわからないし

純粋にそれを楽しめるならイイけど習い事や部活って

変なルールとか人間関係もややこしいからそういうのでダメになっちゃうんだよね。

もうなんかしょうがないんだよね。

 

だから息子くんには自由にやらせてた。

塾とか行きたくないって言ってもすごく理解できたし

習い事も別にさせる必要もないと思ってさせなかった。

本人も興味なさそうだったし。

クラスで習い事してないの息子くんだけだったのは驚いたけど。

好きなことで習うならいいけど、息子くんもわたしに似ていて

一人でモソモソ遊ぶのが好きだったんだよね。

だからと言って友達がいない訳じゃなくて友達はたくさんいて

なんだかんだ中心になって友達と遊んでいる時もあった。

 

多分息子くんにとってもそういう切り替えを大切にしていたのかもしれない。

 

息子くんはすごいなって思う。

だってあんな幼くして自分の心地よさ、生き方みたいのを

ちゃんと理解してやってるのだから。

 

わたしなんてこの歳にしてやっと気づいたことなのに。

子供にはたくさん教えられる。

 

まぁ、最終的になんかちょっとイイ話みたいになってるけど

本題は「味噌汁作るの飽きた」ってしょうもない話だったから。

 

これはもう引っ越しして気分転換してごまかすしかない!

以上。