ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

戦いを終えた夜

長い戦いが今日終わった。

 

実は引っ越ししてからずっと水面下で戦いが行われていた。

それはこの建物を建てた大手住宅メーカーとの戦い。

 

前に話したかなぁ?

引っ越し前の掃除の段階からそれは始まっていて

いつも引っ越しの時に行う入居前チェックをしていたのだけど

今思えば新築なのだから本来はさほど必要ないはずなのだが

出るわ出るわ。。。

あちこちがついてるし

接着剤も着きっぱなし

壁はボコボコ気泡みたいのが浮き出ていて

クローゼットの中のクロスは剥がれかかり

洗面所の床も浮き上がってるところがあったり

 

さすがにこれだけあれば尋常ではないと思うわけで。

 

住居者専用のアプリがあるのだけど

そこに全て問い合わせ事項としてメールを送っていましたが

もう次から次へと出てくるのでその作業も面倒になるくらい。

 

最初は

「ぐうたら様が退去される時には請求しませんので」

なんていう回答で

こっちとしては「なぜ?」が知りたいのだけど

全くお茶を濁される状態。

 

で、あまりにひどいので夫くんが電話で問い合わせたのが始まりで

家に何人もの人がやってきて口を揃えて「あ〜」と言って帰って行ったり

直せるものは直してくれたり

こちらの「なぜ?」に対してはやはりどの人もお茶を濁す

 

問題はさらに大きくなり

支店総出で謝罪に来るもののやっぱり大切なところは不透明なまま。

 

らちがあかず結局文面にて今回のことについての説明を提出してくれと言ったら

ついにはラスボスの本社が出てきたりして。

 

そして今日回答が来て

今回の一件についての説明を文面には起こせないので

(当然認めたことの証拠が形として残ってしまうから)

初期費用の一部を返金という形で手を打ってほしいとのこと。

 

言いたいことはまだ色々あったのだが

これが妥当な着地地点だろうと。

 

新築ということが決め手でここに引っ越してきたわけだから

それがこれほどあちこち問題があるとなると黙っているわけにはいかない。

クレームというよりもなぜこうなったのか説明をしてほしかった。

会社側はどこまでこの問題を把握しどう対応しているのか

申し訳ないけど見過ごせるような事ではなかった。

 

そして大手のメーカーとして

問題が起きた時にきちんと対応をしてほしかったのだが

話せば話すほど不信感を持ってしまう残念な結果になった。

 

自分なりに色々調べたり

知り合いや家族の建築関連の人に聞いてみたり

知らないままなら相手の言い分に流されてそのままになっていたけど

やっぱり知識とか情報って大切だなって改めて思うの。

 

最近ドラゴン桜ってドラマがやってるけど

主演の阿部寛さんの言葉が本当に身に染みるんだよね。

 

知識や情報がないと簡単に搾取されるって。

本当にそう思うんだ。

 

今回多分物件オーナーではなく賃貸という立場だったから

さらにそういう対応だったんだと思うけどね。。。

 

何の物事にも「なぜ?」「どうして?」って本質を見ようとする事が重要で

物事に対して「そういうものなんだろう」「仕方がない」

自分で考えることを放棄して結果損する事ってあると思う。

 

多分賃貸の人でここまで言ってきた人はいなかったかも知れない

でもわたしも夫くんも

多少なりとも世の中の仕組みをわかっているから

何でもかんでも鵜呑みにして「まいっか」とはなれない。

 

当然そうやって問題定義するからには言えるだけの

情報収集をしているわけで。

 

自分の人生をめんどくさがっていると

どんどん搾取される人生になっていくんだと思う。

 

それはお金のみならずね

自分のエネルギーだったり希望だったり豊かさだったり。

 

ま、とにかく着地点が決まってよかった。

スッキリした。

 

そんな本日は新月の夜でございます。