ぐうたら妻とは私のことです。

バリキャリからの転落(天楽)日記

出産は奇跡

今日たまたま家で一人観た映画

年上の旦那さんと若い奥さんがご懐妊したって話だったので

勝手に

思いがけず子供を授かって子育てに翻弄されるコメディ

かと思った。

 

しかし観て行ったら実際は

子供を持たないと決めていたのだけど

ふとしたキッカケで妊活を始める夫婦の話だった。

 

子供を授かるまでの紆余曲折妊活ドラマだった。

 

うっかり共感して泣いてしまった。

 

わたしは妊活はしたことはないのだけど

息子くんが無事産まれるまで2回流産になっていた。

流産って一言で言っても色々な形があると思うんだけど

わたしは1回目は染色体異常細胞分裂が正常に行われない病気だった。

その病気が少し特殊でしばらくの間の治療を必要とされた。

なので数年ほど子供を作ることができなかった。

それからしばらくして2回目の妊娠は双子だった。

しかし片方の子が死産となってしまい残念ながら堕胎手術となった。

 

あの頃は本当に辛かった。

なんで自分ばっかりって思ったな。

妊娠した瞬間の喜びから奈落の底へ突き落とされる思い。

 

妊娠するってもっと簡単な事だと思ってたし

Happyなことだけだと思ってた。

妊娠すれば自動的に出産できるものだと信じて疑わなかった。

 

でも実際は妊娠することは本当に奇跡に近いのだ。

表立っているのは普通に妊娠して出産みたいな流れだけど

実際のところダメになっているケースも多いのだ。

 

だからこそ

生まれてきてくれる事それだけで

ものすごくあり得ない奇跡で幸せな事なんだと思う。

 

そんな中で生まれてきてくれた息子くん。

奇跡の塊ですよ。

 

でも初めての子育ては本当に自分を見失うほど大変

精神的にもすごく追い込まれていたなと思う。

 

今ならもっとたくさん子供に向き合ってあげられたし

大切に大切に成長をゆっくりと見届けたのに

あの頃わたしは子育てだけではダメだ

もっと何者かにならなくてはと必死だった

 

子育てだって大事な事だったのに

仕事と子育てを両立しなくちゃいけないと思ってた。

 

それが後悔。

もっと大事に子育てすればよかったって今は思う。

 

夫くんとの子供はもう年齢的に無理かなと思ってる。

やっとの思いで今の幸せを手にする事ができたから

それはそれでいいかなって。

 

20代からの20年間

なんだかすごく生き急いで生きてきた気がするのね

人の100倍くらい生きてきた気がするw

 

だからここから先は

ゆっくり大事に生きていきたい。

ご褒美として受け取っておく。

二人で楽しくゆっくりと生きていくこと。

 

そんな昨晩の夫くん

夜中ハッと目が覚めたら枕でちゃんと寝ていたものの

片足を反対側の膝の上に乗せ

謎にお腹のところをシャシャシャシャシャッとさすっていた

その姿まるでラッコのようで・・・ぷぷ。

 

笑いをこらえながら

その手を止めさせて上からポンっポンっ

子供を寝かしつけるように寝かしたよ。

 

疲れているのかしら?

奇妙な動きが目立つわ。

 

シリーズ化させないでほしいw